嫁の小言
08/10/2008
南イタリアといえばカプリ島の「青の洞窟」!!
青の洞窟といえば「今日は波が高くて入れません」とか、入れても日光の加減で「青く見えませんでした」
とか季節や天気など自然に左右される名所です。
昔から行きたかったけど確立に頼ってはるばる行くのももったいなくこれまで行かずじまいでした。
だからこの一年旅行が決まったときにはヨーロッパ周遊を夏に合わせて
西回りのルートを決めたくらいです。
そして遂に!!時期は多少ずれ、10月に入ってしまいましたが
拠点となる町ナポリまでやってきました。
午前中の方がきれいに見えるという情報もあり、翌朝9:30のフェリーに乗船することに。
そして翌日。起きたら快晴♪桟橋まで行くと、この時期でも観光客でいっぱい。
予定通りのフェリーに無事乗り、カプリ島まで45分。
その後、洞窟まで行くボートに乗り換えます。
いろいろな現地ツアーやボートがあり迷いますが
ネットで調べた一番安いといわれる会社へ。
20人乗りくらいの小型モーターボートに乗り、10分ほどで洞窟の入り口付近に到着です。
そして洞窟に入る手漕ぎボートがやってきて4人ずつ移り乗り、洞窟入場料とボート代を船頭さんに支払います。
一艘しか通れないくらいの出入り口なので入口付近はボート渋滞。
中に入って行くボートを見ているとボートの高さぎりぎりで寝そべらないと頭ぶつけちゃいそうなくらい。
そして私達のボートの番になり陽気な船頭さんからも頭下げてとの指示。
で、船頭さんが洞窟入り口の岩壁づたいに鎖をつたって一気に洞窟の中へ。
ちょっとしたアトラクションのようで面白かった〜と思うも束の間、中は真っ暗。
船頭さんに後ろ見て!といわれたので振り返ってみると
おぉ〜〜と溜息がでるようなきれいな青。
中国の九さいこうとか青森の青池とかの透き通った水色とも違うし
スイス、ベルンの川やインターラーケンの湖のようなエメラルドグリーンとも違う。
初めて見る深くて光る、海の青。
ボートは洞窟内をストップなしでゆっくり2周周り、出口へ。
時間にしてほんの数分。あっという間に外の明るい光の中に
返されてしまいました。
そしてちょっとショックだったことは外に出るとすぐに船頭さんがチップを請求してきたこと。
更に渡した額にケチ付けてきたこと。(もちろん無視しましたけど(怒)!)
きれいな青にもっと浸っていたかったのに〜!!!
まぁ、あちらも生活かかってるのだからしょうがない。忘れてあげます。
それにしてもあっという間。洞窟内でビデオ片手にとにかく一生懸命見ていた自分を思い起こすと
笑えます。
それにしてもミラノでの「最後の晩餐」も15分間という制限付きでしたが
今回も自分のペースで見られるものではなく余裕がありませんでした。
余裕がないのはちょっと苦手です。
でも確かによかった、また見たい!というこの物足りなさも魅力の一つなのでしょうか。。
それとも欲張りなだけなのでしょうか。
また行きたい、、です。
ちなみに今後行く方へ。
ほんとに洞窟入り口で頭ぶつけて、正に青(アザ)の洞窟ってなってた人もいますのでご注意を。
頭ぶつけて自分までブルー(青)になっていた西洋人。海の水で冷やしてました。
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