嫁の小言
遂に私の憧れの地、スイスにやってきました。
川に囲まれた旧市街が美しい町、ベルンから列車で一時間程でインターラーケンという駅に到着します。
ここがアルプス巡りの拠点となる町でここから山々への登山列車がでています。
駅に近づくにつれ、湖、雪山が見えてきて天候もまずまずの様子。
実はインターラーケンに入る1週間程前からこの地方の天気をチェックしていたのですが
初日曇り、2日目以降雨、雨、雨・・・・。
なので曇りのこの日、駅のロッカーに荷物を置いてすぐに山へ向かおうと計画してました。
今のところ、太陽も出ているし!とテンションも上々♪
で、登山列車に乗り換えアルプスの山へ。
グリンデルワルトに到着。雲は出てきましたが、インターラーケンでみるより山にぐっと近づいたようで
ますますテンション上々!!
でも私のテンションとは裏腹に天気は次第に悪くなってきたようです。
その後、あれこれ聞いて検討した結果、フィルストという山でのハイキングをすることにし、
ゴンドラ20分、標高2168Mまで到達。
既に雨雲は出始めていたので帰り道は期待できないだろうと
山から麓の景色やアルプスの山々、氷河の景色を写真に撮りながら歩いてました。
だんなに置いていかれながらも・・・
本当に素敵なところで歩くのが気持ちいいんです。
遠くの景色ばかりでなく、この遊歩道のサイドに目を向けると小川が流れ、花畑も広がっていて。。
少し遠くにはカウベルをぶら下げた牛が放牧されていてカランコロンと大合唱する音が響き渡ってました。。
そんなこんなで天気の変わりようなど気にもならなかったのですが
1時間ほどでバッハアルプゼーという湖に到着すると空はもう真っ暗。
ここは本当は湖の先に見えるアイガー、ユングフラウという雪山とそれに沈む夕日が美しいというスポットなのですが
今日この時間は残念ながら湖と霧のツーショット。
りんごとチョコを食べながら休憩していると雨もポツリポツリとしてきたので引き返すことにしました。
それでもハイジの気分は味わえたし、今日のこの天気について残念だなんて少しも思いませんでした。
それくらい素敵な眺めや自然の姿に本当に幸せを感じる一日だったのです。
(雨に濡れながら)
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