11/06/2008
マダガスカルは「バオバブ」とかシファカのような「猿」など、この地固有の動植物に出会える楽園。
更にインド洋に浮かぶ島なので、リゾートを満喫しようと思いやってきた。
当然その3つは行こうと思い、現地でいろいろ調べていると、
この国は今までの国のような旅の仕方は通用しないようだ。
っというのも、自分たちだけでいけない場所ばかり。四駆がないと行けないとか、ガイドが付かないと入場禁止とか。
公共交通機関は飛行機かタクシーブルースという乗り物だけ。
全く観光地化されてない。それがマダガスカル。
ちなみにvisa代は60ユーロ。バッパー泣きじゃくり。。
ちなみにインド洋に浮かぶ島国、マダガスカルはアジアのにおいがプンプンです。実際マレー系、インドネシア系、
アラブ系の混合民族らしい(現地人の話)。町並みも食事もアジアっぽい香り。でも黒人。
公用語はフランス語、マダガスカル語。英語はほぼ通用しない。
さて、まず「バオバブ」。
ムロンダヴァという街が拠点となるが、首都アンタナナリボ(以下タナ)から飛行機で1時間、
バスっといっても長距離ミニバス(この国ではタクシーブルース(以下T・B)という)で20時間かかる。
お金のないオレらは当然T・B。ちなみに地球の歩き方ではあまりお勧めされていない乗り物。
このT・B移動。狭い車内できつい思いをするだけではない。道路状況が悪すぎるのだ。(後述)
そして「猿」を見たい場合、国立公園内はガイドを雇わなくてはならない。まぁガイドを雇わないと
ジャングルで迷子になるし、猿なんて見つけられないので行く人は雇いましょう。
猿はいろいろな国立公園で見られます。
でも実際のバオバブはやはり感動。でかい!めちゃめちゃ幹が太い!最長齢で800歳以上のものもあるんです。
最長齢のものは地元では神のようにあがめられている。
猿もすげぇかわいい。何種類も見られ、有名なシファカや手乗りサイズの猿もいて持って帰りたくなります。
その2つを堪能した後、ツインギーを見に行くことにした。
ツインギーとは、針のような岩山。世界遺産にも登録されている場所である。
岩好きとしては行かないわけにはいかない。
ちなみにすべてを1日、2日で行くのは不可能です。
そして、そのツインギーへ向かって移動しているとき、事件は起きた。
あいかわらずデコボコ道。コンクリートでなくてもデコボコ。そろそろうんざりしていたところ、
大きな川がオレたちの前に現れた。橋はない。
「どうやって行くの?」
「フェリー。」
おぉ、こんなところで豪華客船に。あまりにも道が悪いため船は豪華にしているのか。いやぁ楽しみだ。
「どの船?」
「あれだよ。」
(フェリー)
えぇぇっとフェリーといえばフェリーなような気がするからフェリーだし、小学校の先生もフェリーとは
こんな感じの乗り物だって言っていたような言ってなかったような気がするようなしないような、っつぅか
フェリーの定義ってそもそもなんだ??
疑問を残しつつもいざ出発!実際乗ると川面を走る風が気持ちいい。先生、これは確かにフェリーでした。
そして翌日、またもや川が。当然フェリーで行くことに。しかしそのフェリーは・・・
(フェリー最新版)
なんと超近代的な新しさ。先生!やっぱりフェリーとはこのくらいでないとフェリーとは呼べませんよ!!
と思ったのも束の間、向こう岸からどっかで見たようなものが・・・
(実際に乗ったフェリー)
・・・・・・・・・
先生、やっぱり今日のも昨日のもフェリーでした。ボクがでしゃばって変なこと言いました。ごめんなさい。
毎日毎日マダガスカルってこんな国?って思いながらも旅は続く。アジアですここは。
オレたちはちょっと高めの宿(といっても1,500〜2,500円程度)に泊まっていますが、シャワーは水。
お湯が出た!って思っても5分で水。。。水も出なくなった!なんてことも。。。
今日も水シャワーを浴びて
「ヒャァァァ〜!!!」
って叫んでる嫁の声を聞きながら旅は続く。
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