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23/03/2009

リマに戻ってきたよ。

前回のブログ更新以降をざっと書くと、まずアレキパからプーノへ移動し、ティティカカ湖をクルーズ。
雨季のこの時期毎日雨でしたが、運よくクルーズの日は徐々に雲がとれ、タキーレ島到着時にはすっかり晴れ渡り、
空よりも青いといわれるティティカカ湖を堪能しました。

 
ウロス島を訪れた時はまだまだ曇り            ウロス島で土産を売る派手な島民


タキーレ島ではすっかり快晴


その後プーノからマチュピチュ村に一気に移動。列車のチケットの予約をしていなかったため、
一日で行けるか、行ってみないとわからない状況でしたが、長距離バスとローカルバスを乗り継ぎ、
列車もギリギリ空席があり(嫁とはバラバラの席)、夜10:30マチュピチュ村に到着。
翌日マチュピチュを訪れることができました。

 
遺跡周辺にはリャマもいます             マチュピチュといえばこの景色


南米に来てから、今まで以上に遺跡に興味がなくなってきてましたが、さすがはマチュピチュ。
世界複合遺産に登録されているだけあって周辺の景観との融合はすばらしい。

そしてここでも、オレのスーパー晴れ男ぶりが発揮され、雨季でも最後にパラッと一瞬降っただけ。
周辺の山の登山も含め、丸一日マチュピチュを楽しみました。


そしてマチュピチュ村からクスコへ移動。クスコ市街のインカの石積みや聖なる谷を訪れ、インカの技術に溜息。


まったく隙間なし!やるねぇ!


っと同時に、こんな技術や文化を持つ文明と、勇敢なる冒険者であったスペイン人が持ち込んだ
文化や宗教が組み合わさったのに、なぜチンタラぽんたら仕事して、すきあらばサボってばかりいる
国民になってしまったのかとさらに溜息。。。1+1=2とはいかないんですね。
(もちろんそうでない人もいますよ)


その後ナスカへ。多くの旅人がガッカリ遺産と称し、またゲロゲロしている地上絵遊覧飛行へ。
実際セスナはちょっとしたジェットコースターみたいで面白かったし、地上絵もはっきり見えて興奮した。
全くがっかりはしなかった。もちろんゲロゲロもしなかった。

 
クモの周辺にも多くの線が               地上絵といえばハチドリ!


そしてその後リマに移動。今年に入るまで時間がないので行くつもりなかったけど、ウルグアイに
ご一緒した松本夫婦が、南米で一番よかったと絶賛していたので、急遽ガラパゴスに行くことにした。


リマにて今持っているエアチケットの日付を変更し、すぐにエクアドルのグアヤキルへ。グアヤキルにて
ガラパゴス往復チケットを手配しいざ出発。ガラパゴス10泊中毎日動物散策したり、泳ぎに行ったりして、

「うぉ!何だあの鳥!?」

「アオアシだぁぁぁ!グンカンだぁぁぁ!」

「アシカが遊びに来たぁぁぁ!」


と、驚きと感動の連続!そしてやはりハイパー晴れ男のオレだけあって、雨季らしいが10泊中すべて快晴!
心ゆくまでガラパゴスを満喫しました。


 
青い足のガラパゴスアオアシカツオドリ(左)
嫁のところへ遊びにきたアシカ。か、かわいい(右)


そしてグアヤキルに戻り、翌日リマへバスで戻りました。このあとはメキシコへ飛びます。

(写真ブログ風にしてみました)



3ヶ月ちょっとの南米の旅もいよいよ終わり。熱射病になったり高山病に苦しんだりもありましたが、
十分楽しめました。本当はもっと行きたい場所もありましたが、今回の南米はこれにてお開き。。。


南米はマチュピチュを代表とする遺跡もありますが、やはり大自然がすばらしい。
雄大な自然に囲まれ、絶句したり溜息しか出ないような景観を肌で感じることができました。


そして南米の人。強盗が多いのは気になるけど、一般人はフレンドリーで親切。
スペイン語なんて、もはやしゃべる気もないオレの、単語を並べただけの質問に丁寧に答えてくれ、

丁寧で長すぎて全く何言ってんのかわからんっ!

って思いながらも

「要は何?こうしてああすればいいわけね?」

って、日本語で聞き返すと

「Si(Yesのこと)」

って返事きて

「お前日本語わかんねぇべ?」

なんつって笑顔でグラシアス!この文章自体、意味不明でもティエネアビタシオン!
ドンデエスタパラウナディエス!なわけです。
(心の底から意味不明)


こんなかんじで、現地の人も心底もてなしてくれて・・・


っと言いたいところだが、こればっかりはお世辞にもそうとは言い難い。


南米に限った話ではないが、『人』に関しては文化や習慣の違いを、嫌でも毎日感じてしまう。
しかも
大抵イラッとくる。たとえば・・・

こちらが何してようがどこでも
でかい声で話し・・・、
スーパーに買い物に行けば
横柄な態度の店員・・・、
夜行バスでは後ろに座ったおっさんが、その3列くらい後ろのおばさんと
朝5:00くらいから話しはじめ
スペイン語だからよくわからんが、よくよく聞いてると
チャーハンがどうとかスープがどうとか
今話すことか?それ?ってまたイラッとし・・・、
ツアーに参加すれば、皆
オレがオレがで写真撮ったり騒いだり・・・、
列の割り込み当たり前・・・、
通りすがりの兄ちゃんに
「中国人!」って叫ばれたり・・・、
「ほら見てみなさい。あれが中国人よ。」
って子どもに教えてる親!失礼だし、そもそも中国人じゃねぇし・・・。中国人嫌われすぎだし・・・。



日本の『他人を尊重する』とか『調和を大切にする』とか、自分のことを『謙遜する』という文化というか
伝統というか、慣習はすごくすばらしく、美しいことだと思う。

もっというと人間として最も進化しているように思う(独断)。
なんか外人って動物に近いように思う(偏見)。


日本人はおとなしいと思われがちなのは、語学力の低さだけでなく、そういう慣習も少なからず
影響しているように思う。外交で存在感がないのもそれが一因だと思う(それじゃ困るけど)。


でもオレと接した現地人は「なんだこのうるせぇ中国人は・・・」って少しでも思ってたら
オレの勝ち。今後旅する中国人がなめられないように・・・。ん?中国人?


なんだかよくわかりませんがチャオチャオ南米!また来るぜ!!

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