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22/12/2008

やっと南米に来ました。チリのサンチアゴに入り、すぐにイースター島を目指します。

時間が押しまくっているため、急がなくてはなりませぬ。


イースター島はチリ本土から3700km、最も近い、人が住んでいる島までも1900kmもあります。
まさに絶海の孤島。まだまだ謎に包まれている島です。


島は周囲は58km、南西に小さな村があり、その村を拠点にレンタカーで島をめぐる。
モアイは島のあちこちに点在しています。


モアイは島に約900体。風雨にさらされ、もはや原形をとどめていないものや倒されたままのもの、
切り出し途中のものが大多数を占める。立っているモアイは約40体。これは後世の人間によって
立て直されたもの。その中の15体が並ぶものは日本企業の協力により立て直されたものです。
日本人としてなんかちょっと嬉しかったりします。
(そもそも18世紀末には立っているモアイはいなくなっていたらしい)


1体1体大きさも表情も少しずつ違いますが、共通していることはどこか寂しげであるということ。


立っているモアイは遠くの空を眺め、倒されているものは地を這い、天を仰ぎ・・・。
無残な姿を日にさらしている。


謎だらけのイースター島。島の歴史証人モアイとともに遠くの空を眺め、その切ない表情に耳を傾けると
当時の暮らしが思い浮かぶ。




っというわけでようやく南米 in!旅も終盤戦突入です。
寒かったスペインを抜けやってきたチリは暑い暑い!照りつける日差しが気持ちいい。



イースター島に向かう前、まずはサンチアゴに2泊しましたが、サンチアゴは特に面白くもなんともない。
のでウニを食うことだけを楽しみにしてました。さっそく中央市場へ行ってみました。


市場へ入ると店の客引きたちが「ウニウニ」日本語で話しかけてくる。ちょっとウザいけど、
その中で醤油とわさびもあるという店に入る。すぐにウニを注文。しかし・・・








「ウニないよ。」

と言われガンギレ!

「ハッ?何言ってんの?」

「今ウニないんだ。」

「ふざけんな!!おまえさっきウニウニ言ってただろ!!」






心も体もウニを食う臨戦態勢に入っていたため、それ以外食う気しない。しばらくブーブー言っていると
店のマネージャーらしき人が出てきた。マネージャー曰く、ウニは1月にならないと解禁されず、
今獲ったり売ったりすると逮捕されちゃうらしい(ホントか?)。
んじゃウニウニ言ってんじゃねぇぞコラッ!と思ったけど、仏の心を持つオレは
他のもの注文してあげることにした。空腹には勝てん。。。
(一通り怒鳴り散らしたあと。)

久しぶりのシーフードで仏の顔に笑顔が戻った(単純バカ)。うまい!!

でもイースター島に行って、そこで食った刺身はさらに絶品!!日本以来の刺身!何の魚か知らんけど、
旅始まってから食った中で、一番うまかった。
でも高かったためちょっとだけ。。。しかし仏の顔から満面の笑みがこぼれた。




そんなこんなで南米の旅がスタートしましたが、まず思うこと・・・

南米もトイレに紙流せないのね。

先進国だけのようです。紙流せるの。日本ってすごいね。



そして・・・



野良犬多すぎ!!


サンチアゴ市内もイースター島も、野良犬で溢れかえっている。

しかも皆賢そうな犬ばかり。


サンチアゴからイースター島へ向かう朝、宿から空港へ向かうバス停まで、ず〜っと子犬がついてきて、
ダメだよって言ってもバスにまで乗り込んできて、オレたちが座ろうとしているシートの下にちょこんと
座られたりもした。かわいい。かわいすぎる。


しかしバスの運ちゃんに怒られるので、仏は鬼の心で犬をバスから降ろした。あいつ元気かな。


イースター島でも、人間より犬の方が多いんじゃねぇかって思うほど(言いすぎ)あちこちに野良犬。
勝手についてきたり、道案内してくれたり、口笛で呼ぶとしっぽ振って走ってくるけど、シッとやると
しょぼんとしてとぼとぼ遠ざかって、また口笛で呼ぶとよろこんで寄ってきて・・・。

どの犬も利口でいい犬。


突然の雨で濡れてしまった黒犬のクロ


こんないい犬たちがなぜ野良犬に・・・。


きっと一時期わんこブームが到来し、皆競うようにいい犬を飼い始めたはいいが、
飼ってみるとめんどくさくて、えさ代もかかって、そして・・・。


そういえば夏のヨーロッパで、犬を連れたパンク野郎が物乞いをしている姿をよく見た(流行り?)。
あのわんこたちは元気か。まさかあのアホパンク野郎たちが世界中に捨てていった犬ではあるまいな・・・。
仏の顔が曇る。。。


病気が蔓延せず、わんこたちが元気で暮らせることを願う仏であった(意味不明)。

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