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16/10/2008

メテオラに来たよ。

メテオラには、奇岩の上に建つ修道院があり、オレのような岩好きならずともぜひ訪れてほしいところ。

1つ1つの修道院はそれほど大きくなく、30分〜1時間ほどあれば充分見て周れるが、その1つ1つの
修道院を歩いて巡っていると『よくもまぁこんなところに造ったね。』と感心せずにはいられない。

目の前には巨大な奇岩、眼下には麓の小さな街、少し目線を上げると平地が広がり、その向こうには
山が見える。秋の日差しが心地いい。



なにはともあれ、メテオラがヨーロッパで訪れた最後の地になりました。
(メテオラの次にテッサロニキで夜行列車を待っている時間に歩き周ったり、
中東の後にスペインに戻らなければなりませんが・・・)


いやぁぁしかしヨーロッパ長かった。ロンドンに入ったのが6月30日で、ギリシャを抜けたのが
10月17日だから約3ヶ月半。見所多いし、もう一生来るつもりないし、何より
3ヶ月乗り放題のユーレイルパスを買ってしまったおかげです。


電車の旅は非常に快適でした。1等車ですから。その分食は困った。ヨーロッパ入ったとき
1ユーロ≒170円でしたから。来る日も来る日もヒモジ飯。
体重計ってないけどかなり痩せているでしょう。急激な円高が進む今行けばもっと快適に過ごせたのに。


でももういいです。もう行くつもりありませんから。
(東欧は行ってみたいっつぅか今度行こ)


では超ウルトラ独断でヨーロッパを総括します。総括できてなかったらごめんなさい。


ヨーロッパ。なかなかいいです。見所多いです。特に中世以降に建てられた建築物が多く、非常に
すばらしいです。一度はテレビや雑誌で見たことあるような場所は感動間違いないです。


でも、3ヶ月半もそんなところばかりを見て周って、改めて思います。



人間が造ったもので、大自然に勝てるものなど何一つない!



ということ。もちろん建物だけでもすばらしく、かなり感動します。でもさらに感動するのは
自然とうまく融合しているというか、溶け込んでいるというか、そんな建物です。

例えるならノイシュバンシュタイン城。これは山に溶け込んでいます。
モンサンミッシェル。これの周辺は潟です。周りをはだしで歩くと気持ちいいです。
キンデルダイクの風車。周りは草原や川、畑で囲まれています。
スイス。大自然に自分が溶け込みたくなります。

そんな場所をもっと訪れたいなぁと思いました。
(また行くってことか??)

もう1つ。



よく勉強してから行けばよかった。



1つ1つの建物にはストーリーがあります。誰がいつ何のために建て、その後どんなことが
あったのか。現地でパンフレットやオーディオガイドを聞いて『ははぁ、なるほど』なんて
わかったふりしますが、固有名詞も多く、理解も浅く、すぐ忘れます。英語のパンフやガイドなら
なおさらです。よく勉強してから行けば、当時に思いを馳せ、ストーリーもイメージしやすく
より一層感動すること間違いないです。


そんなヨーロッパでした。


そしてやっと快適でもあり、ヒモジくもあったヨーロッパを抜け、イスラム圏に入ります。

基本的に旅行者に無関心なヨーロッパ人(でもガン見してきます。日本だったら『なに見とんじゃコラ!!』
とそこら中で喧嘩が起きます。)とは違い、旅行者に親切と評判高いイスラム圏。楽しみです。

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