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27/09/2008

やっとこさイタリアに入りました。まずはミラノ。

ミラノといえば、世界のファッション界をリードするおしゃれさんがたくさんいる街(らしい)。
さぞイタリアきっての伊達男や、きれいなお姉さんがたくさんいるだろうと思いきや、
そんなことはなかった(ような気がする)。特に伊達男らしい人はオレが見る限りいなかった。
みんな普通のおっさん(オレもか?)。恐るることなかれ、イタリア。

ちなみにオレの中での伊達男とはトッティみたいな人です。


そしてミラノといえばレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』。しかし入場するには予約が
必要で、スペインでネットで予約しようとしたが、個人で行こうとすると2ヵ月先くらいまで
予約でいっぱい。なんとも無計画旅行者泣かせであるが、ここまで来たら意地でもみたい。

ということで、現地ツアー会社へ行って「明日どうしても見たい」というと「いいよ」だって。
「お前らが枠確保してっからオレらが見れねぇんだ!!」
って言いたかったけど、受付のイタリア人が悪いわけではないので、泣く泣く高い金払って
半日ツアーに参加することにした。

芸術とか歴史とかよくわかりませんが、「これか!!」ってかんじで感動。でもアホなオレは、
『絵の素晴らしさ』というより『テレビでよく見る有名人に会った』的な感動に近かったかも
しれません。もっと勉強してから行くべきかもしれませんね。
(写真撮影は厳禁でした。結構でかかったです。)

何重にも扉があり、温度や湿度管理までされています。
最後の晩餐の真向かいにある絵も、大変素晴らしいです。




話は変わって、スペインのマドリッドで、カメラ修理待ちの無駄な6泊のおかげで、KJくんの
ミラノ出張のタイミングと、ドンピシャのタイミングでミラノイン。ここで会えたら面白いなぁ
っと思っていましたが残念ながら会えませんでした。


メールでもやり取りを繰り返し、仕事で忙しい中いろいろ尽くしてくれましたが、オレたちが
ミラノの宿代の高さに耐え切れずアウト。ミラノはもともと宿代が高いうえ、金土日は
さらに値上がり。ヴェネチアはミラノの半額以下で泊まれたため、そちらに移動しちゃいました。

KJくんごめんよ。そしていろいろありがとう。
帰国したら、サッカーして銭湯行ってビールでも飲みましょう。



しかし人生って面白いですね。

同じ高校を卒業し、学部こそ違えど(この差はかなり大きいが)同じ大学を卒業(オレは留年したため
1年遅れではありますが・・・)したのに、方や世界を舞台に活躍、
一方、世界を舞台にあてもなく放浪(こう書くとちょっとかっこいいけど、要は住所不定無職)。

どこでこんなに差が開いたのでしょう。


でもこんな人生があってもいいじゃないですか。


しかし、昔描いていた「大人」な自分は、どっちかっていうとKJくんのような大人だったのに・・・。
ビシッとスーツ着て、世界中を忙しく飛び周る。英語はおろか数ヶ国語を自在に操り、スケジュールは
分単位で刻まれている。


でも現実は・・・

旅行するだけなら、なんとかなる程度の英語と、たまに現地語VS日本語で言い合うだけの気合、
スケジュールはまったくもってフリーで、明日一日中寝てようが、気が向いた国に行こうが
誰に何を言われることもない。


でも、子供のころ描いていた「大人」というイメージの人って、実際に大人になると、いなくないですか?


「大人」なんて偶像にすぎない。みんな「子供」のままなんです。


だったら、こんな人生があってもいいじゃないですか。
「子供」のような、自由気ままな旅に出てもいいじゃないですか。




何が言いたいのかさっぱりわからなくなってきましたが、要は腹いっぱいうまいもん食いたいってことです。

その為には、やっぱりちゃんと働かなきゃダメってことですね。.。。

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