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31/08/2008

バレンシアにやってきた。

バレンシアといえばバレンシアオレンジやパエリアが有名です。そしてこの地でオレたちは
フランスパンを食いまくりです。どうして?

一応パエリア食べたけど、至って普通。コメントのしようがないくらい普通でした。


そしてバレンシアでこの旅始まって以来、初の海水浴。どことなく九十九里浜を思い起こさせる
ビーチでしたが、1つ違うのはトップレスのねぇちゃんやおばちゃんがたくさんいること。


海外にきて大胆になってしまった、アホ日本人のような外人ではなく、みんな地元の人です。
日本人は浮いてしまうのでやめましょう。


そしてこの地でついにテントに別れを告げました。


南アフリカで買い、約3か月共に旅したテント。

思い起こせば、ナミビアの砂漠でキャンプしたとき、出掛けている間に風に飛ばされ、マヌケにも
木に引っ掛かっていたり、サファリでキャンプした時はジャッカルからオレのビーサンを守り切れず、
ザンビアでは胃炎で苦しむ中、宿の敷地内でキャンプしたりもしました。


ヨーロッパに入ってからは、ザルツブルグで4泊中ずっと雨で、このときばかりは今すぐ捨ててやると思ったし、
ブレーメンでは突然の大雨で荷物がびしょびしょ、アムステルダムではジャンキーの巣窟の中でのキャンプ、
ルクセンブルグでようやくまともなキャンプができたと思ったら、パリのキャンプ場は虫だらけ。


そして、ここバレンシアで真夏の日差しの照りつける中、想像していた楽しいキャンプを
送ることが最後に出来た・・・。


本当はもっとキャンプしたかったけど、ここでお別れです。


まるで、捨てられた子犬を拾ってはみたけど、家に持って帰ると母親に「飼えません!」っと一括され
近所で飼ってくれる家を探してはみたが見つからず、もといた場所に置いて帰った雑種の太郎を
思い起こさせるかのような別れでした。


本当は日本に持って帰りたいけど、それは叶わぬ願い・・・だってお前・・・


重いんだもん!!


きっとキャンプ場のおっちゃんに拾われ、新たな主人のもとで今もキャンプをしているはず。


お前のおかげで思い出深いキャンプができたし、お金もずいぶん節約できたよ。



ありがとう。次郎。


ルクセンブルグのキャンプ場にて


っというわけでかなり身軽になったので、スピードをあげてヨーロッパを周ります。
(本当に悲しい別れで、ちょっと泣きそうになりました。最後に写真30枚くらい撮りました。)

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