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26/05/2008

海外初病院記念日!!きゃぁぁぁ!!!



急性胃炎になってしまった。前日の夕方から激しい腹痛が・・・。経験上これは急性胃炎だと確信した。


もともと虚弱体質で、海外旅行はおろか、自分の家から1歩出るだけで足がすくんでしまうほど臆病なオレだが
なぜか今、アフリカのザンビアとかいう聞いたこともない国で、胃炎に苦しんでいる。


昔急性胃炎になったことあるし、十二指腸潰瘍になったこともある(これは本当)ので、痛み出したとき
これはやばいなぁと思っていた。案の定時間がたっても直らず、翌朝までほとんど寝れずにすごした。


朝、これは病院へ行こうと思い病院の場所を聞く。休日だからもう一日我慢するしかないのか思っていたが、たまたま
隣の部屋に泊まっていた青年海外協力隊を支援している人が、休日もやっていて評判のいい病院を調べてくれた。
しかも車で送ってくれた。きんやさんめぐみさん、ありがとうございました!!


病院へ到着。ドクターはエジプト人。きりっとしていてまじめそうだ。



「マラリアの薬は飲んでますか?」

「飲んでません。」



マラリア予防薬は人により激しい副作用を起こす。マダガスカルへ行く前に飲み始めようと思っていた
矢先の腹痛だったのだ。


「まずはマラリアにかかっているかどうか調べます。」


左手親指に注射され2,3滴血液をとる。10分ほどで検査完了。マラリアではなかった。


「横になってください。」


そう言われ腹のいたるところを押され、どこが痛いか聞かれる。明らかに胃炎なので胃のあたりが痛い。



「薬を出しときます。薬を飲んで明日まだ痛みが
激しいようならもう一度きてください。
注射を打ってあげます」


(今日打ってくんねぇかなぁと思いながらも)ハイ。」





「それとも今日打ちますか?」








「最初からそうしてくれ!」








というわけで注射をしてもらうことに。どこに打つの?ってきくと・・・


「肩とおしり」


「マジ?2本も??まぁ直りは早そうだなぁ。」


肩が終わり、ズボンを下ろそうとする。すると・・・




























「冗談だよ!ガッハッハッ」


「笑えるか?!アホ!病人に冗談はやめてください!!」


「では下痢にいい飲み物を教えてあげます。
ガヴァジュース、ブラックティー、ブラックコーヒー」


「ブラックコーヒー??下痢に良くても胃には
悪いんじゃないの??
カフェインたっぷりの刺激物じゃ・・・」



















「ミルクを入れると下痢になります。ガッハッハ」


「・・・・・・オイおっさん!いいかげんにしてくれ!!」


「支払いですが、85ドルです。でもレシートには
130ドルって書いておくから日本で請求しなさい。
保険は入ってきてるんでしょ?」


「マジ?どうせなら0もう一個つけてよ!」


「え??850ドル払えるの??」


「・・・・・・払えないし、たとえ払えても、
あんたには払いたくないような気もするから
それでいいです。」


「では明日痛かったらまた来てください。」


「ハイ。違う病院を紹介してくださいね。」





というわけでこれを書いている今現在も安静中。しかしこんなにこの宿に滞在するつもりもなく、事前に予約して
なかったので宿の部屋は満室で、明日から敷地内で2日間テント生活です。

こんな状態で、テントで、酒も飲めない、ちゃんとした店もない田舎町で20代最後の誕生日を迎えます。

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