| 08/05/2008
 
 ヨハネスの治安について今日は書きます。前にも書いたとおり、いろいろな情報があり、それぞれ温度差が
 あるので、もし行こうと思っている人は参考程度にご覧ください。
 
 
 まず一般的に知られている外務省の海外危険情報では、ヨハネスは「十分注意してください」というレベルだ。
 
 南アフリカ国内を見ても、ヨハネスのダウンタウン、ケープタウン、ダーバン等が同レベルでその他の
 地域は特に何も出ていない。参考程度に書くと、インドは全領域が「十分注意してください」であり、
 カシミール地方は「渡航の是非を検討してください」だったような。
 
 何が言いたいかというとヨハネスをそんなに激しく危険とは言っていないということです。
 
 
 
 次に地球の歩き方はどうか。地球の歩き方ではヨハネスダウンタウンでは「ほぼ確実に犯罪に会うでしょう」
 的な書き方をしている。ヨハネスダウンタウンの地図すら載せていない。
 
 
 ネットではどうか。ネットでは150%犯罪に会うでしょう(1回は確実に会い、その帰りにもう1回会う確立率が
 50%)と言っていたり、ヤツラは腕時計を盗むために腕を切り落としにくると言っていたりする。
 
 
 実際に旅行した人はどうか。旅行者の間では、「地球の歩き方は大げさだ」と言っている人もいれば、
 「実際に強盗に会いました」なんて人も結構いる。
 ちなみに旅行者のあいだではヨハネスは「リアル北斗の拳」とよばれています。
 
 
 
 「You は Shock」なわけです。You were shockedではないわけです。
 なんでそうなったか、作詞の人に聞いてみたいわけです。
 (北斗の拳主題歌)
 
 
 
 では自分が実際に行ってみてどうだったか。結論から言うとダウンタウンへは行かない方がいいと思いますよ。
 
 
 
 オレたちは幸い犯罪には遭遇していません。
 安全第一、楽ちん第二、快適第三をモットーとするオレたちはそんな危ないとこには行きません。
 
 
 危険な地域へはほぼ行かなかったんです。当たり前です。ぼくらは冒険家でもなければ
 ジャーナリストでもないし、ましては動物ハンターでもないわけです。
 
 
 旅行者の中でそんなに危険じゃないと言っている人は、たまたま犯罪に遭遇しなかっただけで、
 危険だと言っている人は実際に犯罪に遭遇したか、もしくは危険な空気を感じ取ったかではないでしょうか。
 
 
 オレたちの泊まった宿の情報ノートには、実際に犯罪に会った人からの報告もありました。
 面白半分でダウンタウンを訪れたアホな日本人2人組は、当然犯罪に遭遇したらしい。
 
 
 宿のオーナーいわく、強盗に会い入院した日本人もいたらしい。
 オーナーはダウンタウンをゴーストタウンと言っていた。オーナーは4回強盗にあっているらしい。
 
 
 信憑性は定かではありませんが、10人で行けば大丈夫だろうと思い、10人でダウンタウンに行ったら、
 20人に囲まれたなんて話もききました。
 
 
 実際オレたちも長距離バスに乗る際、訪れなければならないことがありました。バスターミナルとミニバス乗り場は
 超危険エリア。ターミナル内は警官が多く、それほど危険ではないということですが、
 1歩外に出ると確実に強盗に襲われるらしい。
 
 
 実際行ってみると空気がおかしい。ターミナル内でさえ犯罪のにおいがし、嫁は待合室から1歩も動けなかった。
 オレは一服しに外へ出てみたが、鳥肌がたってしまった。明らかにおかしいんです。
 
 
 危険危険と聞いてそう思っているから感じるものもあると思いますが、それを差し引いてもやはり異常。
 そもそも150%犯罪に会うというのは言い過ぎにしても、たとえ100人中1人が遭遇しているような場所は
 やはり異常だと思う。ダウンタウンはその数字よりはるかに犯罪遭遇率が高いように思う。
 
 
 
 ちなみにこれも宿の情報ノートでの話ですが、バスターミナルからミニバス乗り場へと向かっていた1人の
 日本人が、当然のように強盗に襲われ、荷物類をすべて持っていかれたあげく、慌ててターミナルに
 戻ろうとしたところを、別の強盗に再度襲われ、当然すでに何も持っていなかったため、
 ふざけんな(強盗した意味がないため)と言われボコボコにやられた・・・。なんて話も・・・。
 
 
 
 と、ここまで書けば好んでダウンタウンを訪れる人はいないと思いますが、
 それでも行くという人は生命保険に加入して、せめて残される人に大金を残してあげましょう。
 
 こんなんでワールドカップはできるのでしょうか。現地の黒人VSフーリガンの戦いが場外で起きるのか。
 果たして勝者は・・・。
 
 
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