Home Photo Blog BBS Ranking

27/04/2008〜30/04/2008

♪トゥルットゥットゥットゥトゥ〜ルル〜〜ル〜〜ル〜〜〜〜〜〜ル〜ル〜ル〜ル〜♪
♪トゥルットゥットゥットゥトゥ〜ルル〜〜ル〜〜ル〜〜〜〜〜〜ル〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
(世界の車窓からのオープニング)


そう、今日は列車にてパースからシドニーへ向かう日。前回は列車の移動を楽しみにしていた嫁は
ノリノリで歌っていたが、さすがにノリノリとはいかない。前回より26時間も乗ってる時間が増えたからだ。


3泊4日の列車の旅。土日月の3連休+火曜の午前中までひたすら列車に乗ってるのを想像してください。
当然寝台ではなく座席です。苦痛以外何ものでもないですよ。しかし予算オーバーしまくりで、
予定早めてアジアに行こうかなんて話し始めたオレたちには列車しか選択肢がなかった。
(現地情報に載せますが、飛行機は早く予約すれば安くなります。行き当たりばったりはNG。)


出発前から落ち着かないオレ。タバコも吸えないし、もともと腰痛持ちなんで、どんなんなっちまうんだって
考えるとたまらなかった。アデレードでコルセットを買っておいたけど不安でたまらない。


車内のレストランは高いと思い、パンやらお菓子やら飲み物やらを買いいざ乗り込む。
不安だった車内が混んでいることはなく、ほっとしてスタートした。


しかしスタートして数時間後、予期せぬ事態が2つ起こった。


1つ目は車内がうるさいこと。2つ後ろの座席に座っている
家族5人が異常にうるさいのだ。
一番下の子(推定0歳)は1時間に5回は泣く。真ん中の子と上の子は走り回り、ぎゃ〜ぎゃ〜騒ぐ。
ぎゃ〜ぎゃ〜騒いだ後、おかんに

「アネッサ!!(真ん中の子)Sit down!!」

と呼ばれ、怒られ、泣く。おかんの声もうるさいし、アネッサの泣き声もうるさい。
しかもなぜかアネッサだけ怒られる。ソウィ(上の子)はあまり怒られない。


結局ヤツらはこれをシドニーまで延々繰り返した。推定50回以上。おとんがあまり怒らず頼りないのもむかつく。



2つ目の問題。それは通路を挟んで隣の
外人カップルの女の足が異常にくさいこと。

数時間後ヤツはおもむろに靴を脱ぎ始めた。靴といってもふさふさで暖かそうなブーツ。
しかも裸足。車両は瞬く間に異臭に包まれた。その臭いとは外人カップルの男がたまらず




「ゥオオップ!!」






と言ってしまうほど。ホントに言ってました。自分の彼女の足のにおいで






「ゥオオップ!!」






と言った人をオレは今まで聞いたことない。その後周りが臭がっていることに気付いた彼女は、笑いながら
自分の足とブーツにデオドラントスプレーをやってましたがすぐに異臭復活!


しかもシャワーを浴びられるのに
結局シドニーまで1度も浴びずそのにおいを死守してました。


ホントにくさくて、気持ち悪くなるほど。オレたちは寝るときマスクをしてました。その女の足は寝袋の中から
におってくるほどなんです。こっちに足を向けて寝やがるし。。。


結局昼はアネッサ、夜は足臭女に眠りを妨げられ、ふらふらになりながらも何とか意識を保ちシドニーへ入りました。


列車自体は12時間に1回くらいは外に出れて休憩もあるし(2時間くらい)、シャワーもあるし、ラウンジもあるし、
飯も食えるし、こんな不運な車両に当たらなければまぁまぁ快適です。

ですが同じ国でも時差があるので、休憩後の出発時間は要注意。実際休憩後列車に乗り遅れ、
途中で列車を止まらせてタクシーで追いついて乗り込んできた人がいました。(そいつもオレらの車両)


というわけで列車での移動はいいけど、列車に泊まるのはもう勘弁なオレですが、
嫁はなんとまた乗りたいと言ってます。座席の下で寝袋にくるまり、通路を通る人に足を踏まれたり蹴られたり
しながらも寝続けていた嫁は徐々にたくましくなってます。

<<Blogトップへ