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出発前にやったこと。旅の予定、親への説明、仕事等々についてつらつら書いてみました。あくまで予定だし、
親や仕事については個人的な事情も多々ありますので、世界一周を考えている人は参考程度に見てみてね。

 旅のルート決定まで
【前提条件】
・世界一周航空券を利用する。 ⇒ 有効期限1年 
  ⇒ 1年間でどこに行きたいかを考えました。

【こんな感じで考えました】
1.行きたいところをバァァァッとあげていきます。
  ⇒きりがないです。

2.行きたいところに優先順位をつけてみました。
  ⇒A(絶対行く),B(行く),C(余裕があれば)とか行きたいランクをつけます。

3.今後の人生において、『オレ普通に行きそうだなぁ』というところをはずします。
  ⇒アジアは今までもそしてこれからも行きそうですし、沈没する可能性大で、
   1年じゃ帰ってこれそうにないので今回ははずしました。

4.2でつけたランクのAを中心にルートを決めました。
  ⇒ほぼ決まってきます。

5.ワンワールドやスターアライアンスの就航路線を調べます。
  ⇒行きたい場所によってほぼ自動的に決まってきます。

以上により、以下ルートが決まりました!!

 旅のルート(予定)

 旅の鉄則3か条
   1.無理はしない
   2.無茶はちょっとだけ
   3.無駄はいっぱい
まず無理はダメ。健康と安全が第一。怪我したり、病気になったり、危険な目にあうようなことは絶対NG。途中誘惑があっても、危険なにおいがすればパスします。この旅行で人生が終わるわけじゃないですし。
今回は昔みたいに一人でプラプラするわけでじゃないので、嫁の身も男としてオレが守らなきゃいけないし。オレに何かあっても、あとあと笑えそうだけど、嫁に何かあったらしゃれにならん。
無茶はちょっとだけ。多少予定を変更しても、ここはやっぱ行きてぇなぁとか、ちとハードなキャンプに参加するとか(オレはOKだけど、嫁には無茶?)、そういったことを旅に織り交ぜていきたい。
無駄はたくさんします。無駄なことの中にある何かを感じられたらいいなぁ。この旅が無駄になるかならないかはそこにかかってる。無駄の美学を追求します。

 親や友達の反応


 仕事
友達に世界一周してくるというと大抵賛成してくれます。一部反対もあります。
親に世界一周してくるというと大抵反対されます。
自分が親だったらそうでしょ。日本より危険なところも多いし、帰ってきてからの仕事も決まってないし。安全と安定を捨てて、危険と不安定を自ら選んでるわけですからね。
どうやって説得するかっつぅとわがままを押し通すのみ。なかにはいきなり賛成してくれる親もいるらしいけど、そうじゃないなら自分の気持ちを言い続けるしかないのでは?オレは会社に入ったときから言い続けてきました。
「帰ってきてどうすんの?」って大抵言われますが、帰ってきてからのことはわかりません。その経験を活かせるような仕事に就ければ幸せだけど、生活もあるからそうも言ってられないだろうし。「ある程度帰国後の生活資金は残しておく」くらいしか言えない。お金以外保障されてるものなんて何もないからねぇ。円が暴落したら終わりだけど・・・。でもそれは日本にいても同じじゃね?って思う。明日、1年後、もっと先のことなんて誰にもわからないし。だったら今感じられることをたくさん感じて、これから生きていくほうが人生豊かになる。いずれにせよ、やらずに後悔するより、やって後悔したほうが人生豊かになる。ってシェークスピアが言ってたようなことも織り交ぜながら説得し続けました。。
ただ家族の協力は極力得たほうがいいと思います。旅行中でも頼りになる存在です。
よっぽど理解のある会社以外、仕事はやめるしかない。当たり前です。中には復職OKなんて会社もあるらしいし、有休扱いで何年も行くことを認めてくれるすばらしい会社もあるとか聞いたことあるけど、それは例外です。オレは当然やめました。
帰ってきてから何をするかはわかりません。今やりたい仕事と、帰ってきてからやりたいと思っている仕事は違うかもしれませんし。でもどんな形になるかわかりませんが、その経験をどこかに活かせていけたら幸せです。
当然生活もあるから、そんな贅沢も言ってられないだろうし、社会復帰が自分のやりたい仕事じゃなきゃなんて、そこまで贅沢は言いません。
そこまでリスクを取れないと思う人は、社会人になってから、結婚してからの世界一周には行かない方がいいかもしれません。社会復帰自体やっぱり普通より難しいのは確かだと思いますし。
世界一周にいくのに必要なのは、勇気でもましてやお金でもなく、覚悟です。その後何があっても自分のせいにできる覚悟さえ決まれば行けるんじゃないでしょうか?世界一周に限らず、時代のせいとか環境のせいとか、運が悪いとか言わず、すべてを自分のせいにできるのであれば、何かを始めるとき、それが何歳であっても遅すぎることなんてないと思います。
って偉そうに言ってますが、後悔は後で悔やむことだから、帰ってきてから行かなきゃよかったなんて言ってたら笑えます。

 家


 国民年金
借上社宅でしたが解約します。いつ帰ってくるかわからんから、名義変更して家賃払い続けるのはリスクかと。なにより家賃高いし・・・。俗に言う「住所不定無職」です。なかには借りたまま行く人や、友人知人にマタ貸しするなんて人もいるみたい。
家財道具はコンテナ倉庫を借りて入れていきます。実家の近くが安くてよかった。たまに親に空気の入れ替えとか行ってもらえる?し・・・たぶん・・・。
住民票も抜き、海外転出届を出そうかと考えてます。住民税やらなんやらいろいろあるから抜いちゃいます。いざ行くとなるといろいろめんどくさいわけです。
国民年金も払います。将来もらえるかどうかもわからないものに大金をつぎ込んでいくのは無念ですが、これでもし将来年金もらえなかったら悲劇ですから。自治体にもよるけど、離職証明書と印鑑、年金手帳があれば手続きできるとのこと。代理人申請もOKなので、申請は自分でやるか家族にしてもらって、後納も可(2年遡って)です。海外転出届を出せば払わなくてもOKですが、当然もらえる金額は少なくなります。申請は離職後2週間以内。
しかし、実際に手続きに行くと「払わない方がいいですよ」的なニュアンスの返答がきました。でも「いやいや当然払いますよ。」的な返事をすると、「え?ホントですか?いいんですか?」的な返事がきたため、結局払うのやめました。

予防接種について
予防接種は日本にて5種類受けました。狂犬病、A、B型肝炎、破傷風、黄熱病です。種類によって2度3度受けなければならないものもありますし、一定期間空けて2度目を打つ場合もあります。黄熱病の予防接種を受けた証明書(通称イエローカード)がないと、入国できない国(南米やアフリカ)もありますので、事前に調べた方がよいと思います。ですが、海外で受けられる国もありますし、海外の方が安かったり(場合によっては無料)します。日本だと高いですが、まぁ保険だと割り切りましょう。 各種予防接種の値段と回数(2008年2月)
狂犬病:19,000円(2、3回)
黄熱病:8,530円(1回でOK)
A型肝炎:8,830円(1回でOK)
B型肝炎:8,830円(1回でOK)
破傷風:4,330円(2回)
他、マラリア予防薬を購入
※値段はいずれも1回の金額、国産は高いらしいです。